ファンド組成・運営支援
1 ファンド組成時のストラクチャーの検討及び実行スキームの提案業務
ファンド組成時にあたり、対象資産の性質、投資家・レンダー等の要望を総合的に勘案して、適切なストラクチャーの検討及び実行スキームの提案を行います。
また、採用するストラクチャーに係る案件の最終的な実効税率の検証、租税条約の軽減を受けるために求められる事項、案件全体の将来キャッシュフローの検証等、案件実行の際に求められる実務面の検討事項についても必要な検証を行います。
2 各種契約書類などの作成支援、会計・税務事項の検討業務
実際の案件組成段階において必要となる各種契約書について、必要に応じて外部専門家と連携しながら、書類の作成支援を行います。また、ストラクチャー検討時において前提及び予想される結果として検証した事項が、実際の案件組成後に実現されるよう、会計・税務の面から各種契約書の確認及び必要に応じた修正を行い、案件実行のサポート業務を行います。
3 SPC設立手続き等のアレンジメント業務
案件において必要となる、SPC等のヴィークルについて、各種専門家と連携しながら設立手続き、及び金融庁・税務署等への必要な手続書類の提出を行います。また、設立時の資本金の支払業務・銀行口座開設・株式売却代金の支払業務等、設立に係るキャッシュ関連の管理業務も併せて行います。
4 SPCの取締役就任業務
SPCの設立及びその後において、必要に応じ独立取締役としてSPCの取締役に就任すると共に、SPCの本店住所などの提供を致します。
5 SPCの記帳代行・決算・税務申告書作成業務
SPC設立後、会計基準の改正や税制改正を考慮にいれた、適正な会計処理に基づき記帳業務及び決算業務を行います。また、必要な各種税務届出書書類及び各事業年度の税務申告書の作成を行います。特に税務申告においては、申告書作成だけでなく、期中及び期末の納税スケジュール、予想税額等キャッシュフローに影響を与える事項について事前の情報提供を行います。
6 SPCのキャッシュマネジメント業務
投資家又はアセットマネージャーからの指図及び承認を踏まえて、適正なキャッシュマネジメント業務を行います。また、単なる出金及び入金管理だけでなく、案件全体の理解に基づき、将来のキャッシュフローについても、現状に基づく適正な予想及び報告業務を行います。